春陽展 大阪展レポート

 

 第87回春陽展の巡回展として、大阪展が6月15日(火)より6月20日(日)まで大阪市立美術館地下展覧会室において絵画153点、版画75点を陳列し開催された。
 今年は梅雨空の下、毎日雨の心配をしながらの1週間であったが後半は晴れ間もあり、入場者も順調に増えていった。しかし、総数は2,347名と思ったより伸びず残念であった。
 入場者の感想としては見やすい展示である、優しい感じの作品が多い、見応えがあった等が多く全般的に好評であった。期間中、朝から雨にもかかわらず来場して下さった人には大変熱心にご覧くださった人も多くあった。
 又、会員作品がA班、B班に分けて1年交代で展示されている事も定着してきており、展示されていない作品を見るために画集を買ってくださる方が多いようである。画集は手持ちのものを完売したが全体の数としては昨年より減少した。
 最終日の会場研究会は午後1時30分より始まり、東京からすずきくみこ氏、大坂忠司氏、名古屋から平井智子氏、山本秀樹氏等の講師を中心に、関西支部会員も加わり充実した講評会となった。
 懇親会は前年と同じく午後5時30分よりアサヒ・ビアケラーアベノ店にて、来賓の㈱ホルベイン工業社長 吉村信夫様、ターナー色彩㈱ 中村義正様、招待客の読売テレビ社友広田基様、ギャラリー松井 松井弘道様、北海道より新出リエ子様(会員推挙)を交え46名の出席者となった。席上、大阪展での授賞式が行われ、一般出品者の中から、大阪市長賞は石原テツロウ氏(版画)・大阪教育委員長賞は会友星川朋子氏(絵画)が受賞された。
 懇親会の後は場所を変えて二次会があり、飲みグループとカラオケグループ及びお茶グループに分かれ各々楽しい時間を過ごしたようである。
 尚、懇親会の席でターナー色彩株式会社の中村様より透明水彩絵の具の試供品を頂き、参加者に配布した。
 翌日の搬出日は、雨予報であったが幸い曇り空になり、手早く搬出・撤去作業が行われた。
 来年の大阪展も同時期の使用申請書を提出しているが、管理が以前の大阪市から財団大阪博物館協会に移行しており窓口担当者によると、あくまで申請書が通ってからという答えで少し心配である。
 申請どおりの日程に決定するよう祈るばかりである。

春陽会関西支部事務所
藤本清子

 

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